【オールカマー】秋のG1獲りに向けての始動戦!

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大川慶次郎

9月25日(日)に中山競馬場芝2200mで行われるオールカマー(G2)

秋のG1タイトルを目指す馬たちが始動戦として選ぶことも多いレースであり、1着馬には天皇賞秋への優先出走権が与えられます。

舞台となる中山芝2200mは外回りコースを使用し、ちょうどおむすび型のコースレイアウト。

上がり3Fの最速の馬が過去10年で6.2.1.3と好成績を残していますが、上がり33秒台での決着となることは少なく、残り800m〜1000mあたりからのロングスパート戦になりやすいレースです。

このため純粋なキレ味よりも、ロングスパートにも対応でき、最後まで長くいい脚を使える持久力を備えた馬を馬券の中心に据えたいところです。

本命は◎ソーヴァリアント。

今回のコースは昨年のセントライト記念で2着と好走実績があり、なおかつ阪神芝2000mというロングスパート戦になりやすい舞台であるチャレンジカップを制しており、このコースへの適性は証明済み。

昨年北海道で条件戦を強い内容で連勝した時期は、菊花賞でも面白い存在になると思ったほど個人的には実力を高く評価しています。

今回は骨折休養明けで久々の実戦となりますが調教では力強い動きを見せていますし、奥手な傾向の強いオルフェーヴル産駒で年齢を重ねて昨年よりもさらにパワーアップしているのではと期待して本命の印を打ちます。

対抗に○ロバートソンキー。

3歳時に神戸新聞杯で3着に入った実力馬ですが、前走の日本海Sでようやくオープン入りを果たしました。

オープン入り後初の重賞挑戦となりますが、条件馬の身でありながら菊花賞6着、天皇賞春7着とG1の舞台でも好走を続けていた馬ですし、今回のメンバーの中にあっても見劣りしない格というものも持っていると思います。

鞍上の伊藤工真ジョッキーはキャリアのほとんどでコンビを組んでおりこの馬の特徴を熟知していると思いますし、特に気性面等で問題のある馬ではないため、はじめての中山コースもこなしてくれることと思います。

人馬ともに悲願の重賞制覇に向けて今回は大きなチャンスではないでしょうか。

▲にデアリングタクト。

長期休養明けのVMで6着、続く宝塚記念で3着と近走はさすが三冠牝馬といった競馬を続けています。
宝塚記念の3着も立派ですが、特に驚いたのがVM。

府中のマイルという本質的には向かないコースに加え一年以上の休養を挟んでいるという状況の中で、勝ち馬のソダシから0.5差の6着。

直線では雨の影響が残って悪い状態だった馬場の内側をジリジリと伸びており、着順以上に強い内容でした。

持続力のある末脚の持ち主だけに今回の舞台は歓迎だと思いますし、長期休養明けを2回使った今回は状態面もさらに上向いているのではないでしょうか。

以下、前走の天皇賞春では強気な競馬でタイトルホルダーを負かしにいった△テーオーロイヤル、前走長期休養明けながらも見事な末脚を見せた△ヴェルトライゼンデまで抑えます。

馬券は印を打った5頭の三連複BOXで勝負したいと思います。

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