【函館競馬場】夏競馬、天気が攻略ポイント!特徴と予想のコツは?

函館競馬場 コース解説・分析

この記事では「函館競馬結果での的中率を上げたい!馬券で勝ちたい!」という方に向けて、函館競馬場の特徴や攻略法をまとめました。コース、函館競馬レースも取り上げています。

函館競馬場は北海道函館市にある競馬場です。

住所 〒042-0935 北海道函館市駒場町12−2

函館競馬場の最大の特徴は、オール洋芝なので芝コースは馬場が軟らかいため決着時計が遅くなりやすいです。

つまり、時計がかかるほうが得意な馬やパワーのある馬が好走しやすい競馬場となっています。

洋芝を採用しているのは北の大地、北海道にある札幌競馬場と函館競馬場だけ。

他の競馬場の芝コースは時計の出やすい野芝がメインとなっています。

函館競馬場で馬券を買うときは、このような特徴を知っておくことで的中率を上げることができます。

この記事を最後まで読んで、函館競馬場の攻略法を身に付けていってください。

函館競馬場の特徴

函館競馬場コース

函館競馬場は、右回りで行われます。

芝コースの1周距離は1626.6m、幅員は最大で29m、直線の距離は262.1mとなっています。
ダートコースの一周距離は1,475.8m、幅員は20m、直線の距離は260.3mです。

直線の距離は、JRAの競馬場の中で最も短いです。

函館競馬場は6、7月にしかレースが行われないので、函館競馬が始まると夏競馬が始まったなあと感じる競馬ファンも多いと思います。

しかし、この時期は蝦夷梅雨と言われる、雨の日が続くことが多いのが特徴。

洋芝は野芝と比べて耐久性が悪いので、雨の日の馬場状態が悪い時は、かなり時計がかかる状態になってしまいます。

つまり、道悪適性のある馬や函館実績がある馬をよくチェックしておくと良いでしょう。

コース・距離別のまとめ!

函館競馬場
解説
解説

下の「コース・距離」を押すと、詳細を確認することができます!

このコースは、函館スプリントステークス(G3)や函館2歳ステークス(G3)が行われる舞台です。

スタート地点は、2コーナーのポケットです。

3コーナーまでの距離が約500mありますが、上り坂が続くためそこまでペースが速くなることは多くありません。

この上り坂と函館競馬場独特の洋芝がスタミナを必要とするため、短距離戦ですがスピードに任せて押し切るのは難しく、

スタミナが必要となってくるのが、馬券攻略のポイントです。

開催前半は、スピードに任せて押し切ることもありますが、下級条件や開催後半になってくると、ダート1200mかと思うほど時計がかかってくることを忘れずに。

その時の馬場状態をよくチェックしておくことが重要です。

直線が短いため基本的には、内枠の先行脚質の馬が有利なのは覚えておくようにしましょう。

開催後半になってくると、後方脚質の馬の成績が上がってきます。

このコースは、巴賞が行われる舞台です。

スタート地点は、スタンド前でコースを一周します。

1コーナーまでの距離が約280mと短いためスローペースになりやすいので、先行脚質の馬が有利です。

1枠と一番人気の馬が好成績をあげているので、1枠に入った人気馬は信頼率アップで買いです。

逆に7、8枠の馬はあまり成績が良くないのでマイナスポイント。もし、7、8枠に人気馬が入った場合は嫌って、他の穴狙いでいきたい。

このコースは、函館記念(G3)が開催される舞台です。

スタート地点は、4コーナーのポケットでコースを一周します。

スタートしてから1コーナーまでの距離が約480mあり、1コーナー付近からは下り坂ということもあり、先行争いが激しくなるため、芝1800mのレースよりもペースは速くなりがちです。

それでも、直線が短いため、先行脚質の馬が好成績をあげているので覚えておきましょう。

スタートしてから1コーナーまでの距離は長く、内外の有利不利は少なそうに感じますが、それでも、内枠の馬は好成績を上げていて、外枠の馬はあまり良くありません。

距離ロスをすることなく、なるべく内を回った方が良いということですね。

上がりが36秒台になることも珍しくなく、上がりがかかった方が持ち味を活かせる馬を狙うのがコツです。

過去にはエリモハリアーが函館記念を3連覇しました。

この舞台でこそ、能力を最大限に発揮することができる馬がいるという証拠です。

このコースは、下級条件のみの舞台となっています。

スタート地点は、向正面でコースを一周半します。

2600mという距離に加え、3コーナー付近の坂を2回上るため、かなりのスタミナを必要とすることが大前提。

スタートしてから約600mが上り坂で、スローペースになりやすいです。

しかし、比較的早めに動く展開になることが多く、2周目向正面でペースがあがることもしばしば。

持久力勝負やロングスパートが得意な馬が、持ち味を発揮できる舞台となっているので、そういった特徴を持った馬から狙うのが吉。

一番人気の勝率は高いですが、過去には12番人気の馬が勝っていることもあります。短い距離で結果を出せなかった馬が、この舞台で大変身することもしばしば。

コーナーが6回もあり直線も短いため、先行脚質の馬が好成績をあげています。

1~3枠の馬は好成績ですが、外枠の馬は、苦戦傾向にあるので、その点踏まえ馬券組み立てていくことをおすすめします。

このコースは、下級条件のレースのみが行われる舞台となっています。

スタート地点は、2コーナーです。

スタートしてから3コーナー過ぎまで上り、その後、緩やかに下っていくというコース形態。

スタートしてから上り坂が続きますが、距離が短いということもあり、逃げ先行脚質の馬が有利なので積極的に狙っていきましょう。

先行争いが激しくなりハイペースになることもありますが、そのまま押し切るケースが目立つのも特徴です。

スタートが苦手な馬や後方脚質の馬は、狙いにくいので冒険しないように。

また、2枠の馬の好成績が目立つので併せて覚えておくと吉。

このコースはマリーンステークスや大沼ステークスが行われる舞台となっています。

スタート地点は、4コーナー過ぎからでコースを一周します。

スタートしてから2コーナー付近まで下り坂が続くため、前半はペースが速くなることが多いですが、この舞台も逃げ先行脚質の馬が有利です。

後方脚質の馬は、向正面でペースが落ちた時に捲れた時が好成績を上げているようです。

枠順で比べると、成績はさほど変わりありませんでしたが、8枠の馬だけはあまり成績は良くないようなので、大外枠は軽視でOK。

毎年のようにこの舞台で、後ろを大きく離して勝つ馬が出てきて、その後活躍するケースがあります。

後ろを大きく離して勝つ馬は、後々のためにチェックしておきたいですね。

このコースは、下級条件のレースのみが行われる舞台となっています。

スタート地点は、2コーナーでコースを一周半します。

3コーナー付近の上り坂を2回上るため、かなりのスタミナを必要とする舞台となっています。

逃げ、先行脚質の馬が好成績をあげています。

後方脚質の馬は、道中自在に立ち回れる器用さがあるタイプが好成績をあげているようです。

一番人気の馬の勝率が高いので人気馬から素直に買うのがよさそうです。

おすすめコース血統をランキングで紹介!

おすすめコース血統

函館競馬場のおすすめコース血統をランキングTOP3で作りました。

ランキングは実際の血統(種牡馬別)成績データから考えて作成しています。

どの馬から買おうか迷っているというときに、ぜひ参考にしてみてください。

解説
解説

2022年版です!2022年1月1日時点集結、過去3年のデータから集計しています。

函館競馬場TOP3

【1位】函館芝1200mのジョーカプチーノ産駒

函館芝1200mではジョーカプチーノ産駒の単勝回収率が202.3%と高水準。複勝回収率は93.6%ですが、連対率50.0%ですので軸としておすすめできます

【2位】函館ダ1000mのサウスヴィグラス産駒

函館ダ1000mではサウスヴィグラス産駒の単勝回収率が259.1%と高水準。信頼度は高いですので積極的に狙っていきましょう。

【3位】函館芝1800mのルーラーシップ産駒

単勝回収率は低めですが函館芝1800mではルーラーシップ産駒の複勝回収率が121.7%と非常に高いですので、複軸で狙うならおすすめの血統です。

解説
解説

血統は競馬予想でとても重要なファクターのひとつということがわかりますね!

函館競馬場のあれこれ

函館競馬場は2010年に改築され、リゾート感あふれる競馬場に生まれ変わりました。

観戦席からは、函館市街や函館山、津軽海峡を見ることができます。

海、山、街といった変化に富んだ景色を楽しめる函館競馬場は、ワクワクすることでしょう。

スタンド前にあるターフシートでは、家族連れやカップルがお弁当を食べたり、お話をしたりして楽しんでいます。

パドックには、馬を下から見上げることができるダッグアウトパドックがあるのですが、下から見上げることで、違った角度から馬の様子を観察することができるんですよ。

馬の歩き方や筋肉を間近で見ることができ、迫力があって楽しいです。

競馬場(コース)の特徴や傾向を考えながら予想するのが非常に重要なポイントになりますので、

少しでも馬券×競馬投資のお役立てになれたら幸いです。

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