【阪神競馬場】特徴と予想のコツは?阪神競馬場イベントも

阪神競馬場 コース解説・分析

この記事では「阪神競馬の結果で的中率を上げたい!馬券で勝ちたい!」という方に向けて、阪神競馬場の特徴や攻略法をまとめました。コース、阪神競馬場レースも取り上げています。

阪神競馬場は兵庫県宝塚市にある競馬場です。

住所 〒665-0053 兵庫県宝塚市駒の町1-1

外回りのコースは、右回りのコースの競馬場としては、最大の一周距離となります。

阪神競馬場のパドックは日本で唯一屋根が付いており、雨の時でも傘をささずに観戦することができます。

6月には、宝塚記念(G1)が行われます。

宝塚記念は、ファン投票で出走馬が決まるレースとなっており、春のグランプリと言われていて、上半期の総決算という位置づけになっています。

では、この記事を最後まで読んで、阪神競馬場の攻略法を身に付けていってください。

阪神競馬場の特徴

阪神競馬場は右回りで行われます。

阪神競馬場の芝コースには、内回りと外回りがあります。

内回りコース
内回りコースの1周距離は1689mで、幅員は最大で28m、直線の距離は356.5m、高低差は1.9mです。

外回りコース
外回りコースの一周距離は2089mで、幅員は最大で29m、直線の距離は473.6m、高低差が2.4mです。外回りコースのバッグストレッチは約750mと非常に長く、3〜4コーナーの長さも約680mあります。

右回りの競馬場の中では直線の距離は日本一長く、3〜4コーナーの長さも日本一長いです。

コースの起伏は、ゴール板から向正面までは、ほぼ平坦になっています。

内回りコースは残り800m地点から、外回りコースは残り600m地点から、残り200mまで緩やかな下り坂が続きます。

その後の100mで、高低差1.8mの上り坂があり、勾配は1.5%と急勾配になっています。
この急勾配を上ったあとは、ゴールまで平坦となります。

内回りコースは、スピードの持続力や器用さが求められ、外回りコースは、コース全体的にゆったりとした形状で最後の直線も長いため、瞬発力が求められます。

阪神競馬は開催前半は、内、外回り共に時計が速くなることが多く、スピードがある馬に注目したいです。

ただし、ゴール前に急坂があるため非力な馬は苦戦するかもしれません。

6月の開催は雨が降ることが多く、馬場が傷みやすいので時計がかかりやすく、スタミナのある馬や持続力のある馬に注目したいです。

ダート

ダートコースの一周距離は1517.6m、幅員は最大で25m、直線の距離は352.7m、高低差は1.6mです。

コース・距離別のまとめ!

コース距離別
解説
解説

下の「コース・距離」を押すと、詳細を確認することができます!

このコースは、セントウルS(G2)が行われる舞台となっています。

スタート地点は向正面で、内回りを使用。スタートしてから3コーナーまでの距離が短いですが、スタート地点から残り200m地点まで下り坂が続くので、ペースは速くなりやすいです。

開催前半の馬場の良い時は、ペースが早くなっても止まりにくく、内枠、逃げ、先行脚質の馬が有利となっています。

馬場が荒れてくる開催後半は、外枠、後方脚質の馬の成績が上がります。そのため馬場状態は、チェックしておくと良いでしょう。

クラスの格が上がるほど、脚質による有利不利は少なくなるようです。

一番人気の成績が良いようです。

このコースは、セントウルS(G2)が行われる舞台となっています。

スタート地点は向正面で、内回りを使用。スタートしてから3コーナーまでの距離が短いですが、スタート地点から残り200m地点まで下り坂が続くので、ペースは速くなりやすいです。

開催前半の馬場の良い時は、ペースが早くなっても止まりにくく、内枠、逃げ、先行脚質の馬が有利となっています。

馬場が荒れてくる開催後半は、外枠、後方脚質の馬の成績が上がります。そのため馬場状態は、チェックしておくと良いでしょう。

クラスの格が上がるほど、脚質による有利不利は少なくなるようです。

一番人気の成績が良いようです。

このコースは、桜花賞(G1)、朝日杯フューチュリティS(G1)、阪神ジュベナイルF(G1)など多くのG1が組まれている舞台となっています。

そのためコース形態、特徴などをしっかり把握しておきたいですね。

スタート地点は向正面で、外回りを使用。1600mのスタート地点は、1200mのスタート地点と全く同じ箇所になります。

スタートしてから3コーナーまでの距離が長く、3〜4コーナーもゆったりとした形状のため、スローペースになることが多いです。そのため上がりは、非常に速くなることが多いです。

速い上がりの使える、瞬発力のある馬に要注意です。

最後の直線は、内外横一線に広がりやすく、後方の馬も比較的進路を見つけやすく、全馬が力を発揮しやすい舞台と言えるでしょう。

比較的、外枠の馬が好成績をあげているようです。

このコースは、ローズS(G2)、GⅢ毎日杯(G3)が行われる舞台となっています。

スタート地点は2コーナーで、外回りを使用。スタートしてから3コーナーまでの距離が約750mと長いため、先行争いが激しくなることが多いです。

スタートしてから早いペースで流れた場合でも、上がりも早くなることが多いです。

他の競馬場の1800mより時計が2、3秒速くなることも多いです。そのため、スピードの持続力があり、かつ上がりも早くまとめられる馬が好成績をあげやすいでしょう。

クラスの格が上がるほど、一番人気の成績が良いようです。
枠順による有利不利は少ないようです。

このコースは、大阪杯(G1)、鳴尾記念(G3)などの重賞が行われる舞台となっています。

スタート地点はスタンド前で、内回りコースを一周します。

スタートしてすぐに上り坂があるため、ペースはあまり上がりにくいです。

前半こそスローペースで流れても、向正面の半ばからの下り坂で少しずつペースが早くなりやすいです。そのため、スピードの持続力と動きたいときにさっと動ける器用さが求められるでしょう。

コーナーが4回あるため、逃げ先行脚質の馬が好成績をあげています。

スタートしてから1コーナーまでの距離が短いですが、意外にも8枠の馬が好成績をあげているようです。

このコースは、宝塚記念(G1)が行われる舞台となっています。

スタート地点は4コーナーで内回りコースを一周します。

スタートしてからしばらくは下り坂が続くため、ペースは遅くはならないことが多いです。

内回りコースということもあり、比較的後方脚質の馬が仕掛けるタイミングが速くなりがちで、スタミナ比べになることが多く、上がりはかかりやすいです。

一番人気の成績が良いようです。

2枠の馬が好成績をあげています。

7、8枠の馬は苦戦傾向にあります。

このコースは、神戸新聞杯(G2)が行われる舞台となっています。

スタート地点はスタンド前で、外回りコースを一周します。

スタンド前の急坂を2回上るため、ペースはかなり遅くなりがちです。そのため、長距離戦の割には瞬発力勝負になりやすいです。

長距離戦でも速い上がりを使える馬に要注意です。

脚質による有利不利は少ないようです。

一番人気の馬が好成績をあげています。

枠順による有利不利は少ないようですが、外枠は若干苦戦傾向にあるようです。

このコースは、阪神大賞典(G2)でのみ使用される舞台となっています。

スタート地点は向正面で、内回りコースを1周半します。
スタンド前の急坂を2回上ることと、コーナーが6回あるため、スローペースになりやすいです。


先行馬とマクれる馬が好成績をあげているようです。
一番人気の成績が非常に良いようです。

このコースは、下級条件を中心に行われる舞台となっています。

スタート地点は2コーナーです。スタートして200mは平坦で、その後残り200m地点まで下り坂が続きます。そのためペースが速くなりやすい傾向にあります。

ですが、下級条件では逃げ先行脚質の馬が好成績をあげています。

クラスの格が上がるにつれて、後方脚質の馬の成績が上がるようです。

砂を被らない8枠の成績が良いようです。

このコースはコーラルSやギャラクシーSなどのレースが行われる舞台となっています。

スタート地点は2コーナー奥のポケットで、芝スタートとなります。

スタートしてから3コーナーまでの距離が長いことと、向正面半ばからの下り坂によってペースは速くなる傾向にあります。

ですが、ペースが早くなっても、逃げ先行脚質が好成績をあげています。

比較的、上位人気の馬の成績が良いようです。

1、2枠の成績はあまり良くなく、6〜8枠の馬が好成績をあげています。

このコースは、GⅢアンタレスS(G3)が行われる舞台となっています。

スタート地点はスタンド前で、コースを一周します。

スタートしてすぐに急坂があるためスローペースになりやすいです。

ただし、向正面半ばからの下り坂によって持久力勝負になることが多く、上がりはかかりやすいです。

このコースは時計、上がり共にかかることが多いため、時計や上がりがかかった方が持ち味を活かせる馬を狙うのが良いでしょう。

逃げ、先行脚質の馬が好成績をあげています。

1、2番人気の馬が好成績をあげているようです。

比較的枠順による有利不利は少ないようです。

このコースは、シリウスS(G3)が行われる舞台となっています。

スタート地点は4コーナーで、コースを一周します。スタート地点が芝スタートになり、その後、芝を約100m走るので、芝の部分で流れに乗れるかが鍵となるでしょう。

スタートしてから1コーナーまでの距離が長いため、1コーナーまではペースが早く、その後急激にペースダウンすることが多いようです。ですので、リズムよく走れる馬が好走しやすいようです。

逃げ馬の成績はあまり良くないようですが、先行脚質の馬は好成績をあげているようです。

二桁人気の馬が勝つことも珍しくないため、穴狙いで予想したいですね。

1、2枠の成績はあまり良くないようですが、それ以外の枠はあまり差はないようです。

おすすめコース血統をランキングで紹介!

おすすめコース血統

東京競馬場のおすすめコース血統をランキングTOP3で作りました。

ランキングは実際の血統(種牡馬別)成績データから考えて作成しています。

どの馬から買おうか迷っているというときに、ぜひ参考にしてみてください。

解説
解説

2022年版です!2022年1月1日時点集結、過去3年のデータから集計しています。

阪神競馬場TOP3

【1位】阪神ダ2000mのルーラーシップ産駒

阪神ダ2000mのルーラーシップ産駒は単勝回収率240.7%そして複勝回収率も107.6%と高水準ですので、積極的に買いたい血統です。

【2位】阪神芝2400mのノヴェリスト産駒

阪神芝2400mではノヴェリスト産駒が勝率62.5%で単勝回収率291.3%と高水準ですので、狙うなら頭から買いたい血統です。

【3位】阪神芝1200mのロードカナロア産駒

阪神芝1200mではロードカナロア産駒が単勝回収率126.4%、複勝回収率107.6%と優秀ですのでおすすめできます。

解説
解説

血統は競馬予想でとても重要なファクターのひとつということがわかりますね!

阪神競馬場のあれこれ

阪神競馬場に入って正門右手の階段を降りていただいたところに「ラッキーシュースポット」があります。

こちらでは名馬たちの足型が埋め込まれています。あのディープインパクトの足型もありますので、触ればご利益があるかも…。勝負運を上げたい方は、GO!

また、スタンド周辺にはセントウルガーデン・噴水広場があります。

こちらはレース名にもなっているセントウル像がシンボルのガーデンで、さまざまなバリエーションの噴水や美しく飾られた花壇を楽しむことができます。

かわいいポニーに乗馬できるポニーリンク。

青い空と緑あふれる芝生エリアでピクニック。大きなステージではイベントショーなどが行われるスカイガーデン。

アスレチックや公園で構成された子供向けスペースのキッズガーデン。

様々な施設を完備していますので競馬以外でも楽しむことができます。

競馬場(コース)の特徴や傾向を考えながら予想するのが非常に重要なポイントになりますので、

少しでも馬券×競馬投資のお役立てになれたら幸いです。

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