新装の京都で行われるG1前哨戦！マイラーズカップ

大川の重賞見解

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4月23日(日)に京都競馬場芝1600mで行われるマイラーズカップ(G2)。
今週末に新装オープンする京都競馬場を舞台に、安田記念を狙うマイラーたちが集いました。
阪神競馬場での開催を含めた過去10年の結果を振り返ると、稍重で行われた昨年を除いた全てのレースで1分31秒〜32秒台の時計での決着となっており、まずは高速決着への適応力が必要不可欠。
開幕週の京都競馬場はただでさえ内枠先行有利の高速決着なところに、今週はグランドオープンの京都で馬場コンディションも最高の状態でしょう。
基本的には馬場の良い内側のポジションを取れる先行馬、そして高速決着にも対応可能なスピード能力を重視したいところです。

本命は◎ソウルラッシュ。
阪神開催だった昨年の勝ち馬。
今年は京都競馬場に舞台を戻しますが、昨年の富士SやマイルCSで高速決着への対応力は証明済みです。
高速決着必至なレースとはいえ、スローからの究極の瞬発力勝負にはなりづらく、速い流れからの持続的な末脚が必要になりますが、そういった中距離での持続力勝負は血統的には歓迎。
昨年の勝利後は重賞戦線で勝利こそないものの、安田記念は進路がなくなる不利がありましたし、マイルCSでは外をジワジワ伸びて僅差の4着と大きく負けているわけではありません。
あくまでも本番はこのあとの安田記念でしょうが、休み明けで完全な叩きといえどもここは負けられない一戦でしょう。

対抗に○ガイアフォース。
キャリアで初めてとなるマイル戦に挑みます。
昨年は1勝クラス、セントライト記念と連勝し、菊花賞では1番人気に推されましたが8着。
さすがに距離が長すぎたと思います。
今回は前走のAJCCから600mもの距離短縮となりますが、母父クロフネという点、小倉の2000mで1.56.8というレコードタイムで走破している点から、開幕週の京都マイル戦でも対応は可能と見ています。
この春はキタサンブラックの産駒が大活躍していますが、この馬もその勢いに続けるか注目です。

▲にジャスティンスカイ。
距離を短縮したマイル戦で三連勝してこのレースに挑むあたりは昨年のソウルラッシュを彷彿とさせます。
この三連勝はレースぶり、時計面ともに非常に優秀で、このメンバーの中にあっても全くひけをとらないパフォーマンスを見せてくれました。
前走の洛陽Sでは直線で他馬と接触してヒヤリとする場面もありましたが、その後もしっかりと脚を使えていたように精神面での強さも魅力。
マイル路線に切り替えてからは後方で脚を溜める競馬をしていますが、若駒時代は長い距離だったとはいえ先行力が魅力だった馬。
今回は本番を見据えて前の位置を取りにいく競馬をするのではと見ています。

以下、重賞実績では一枚上手な△シュネルマイスター、開幕週の馬場を味方に出来れば面白い△シャイニーロック、京都コースが合いそうな△エアロロノアまで印を回します。

馬券は◎ソウルラッシュを一頭軸に据えた三連複流し
◎→○、▲、△、△、△で勝負！