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先週桜花賞が終わり、今週は牡馬クラシック第1弾、皐月賞が行われる。
3冠の中で最も紛れが起こりやすいと言われている皐月賞だが、今年はレース前から混戦だ。
まず、当日の1番人気が何になるのかもわからない。
候補は4頭いるが、4頭どれもが実力がどのくらいのレベルかハッキリとしていない。
皐月賞でそれは判明することになるのだが、馬券購入者からすれば頭を悩ませる。
それに、近年はレースを全然使わないまま本番ぶっつけという馬も増えたので、ますますわからない。
今年の皐月賞は、当日まで考えさせられることになりそうだ。
それでは注目馬をあげていきたいと思う。
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注目馬の1頭目は、イクイノックスだ。
2戦2勝の無敗馬で、前走は東スポ2歳S(G3)を勝っている。
東スポ2歳Sは、かなり強いインパクトを残したレースだった。
メンバーもこの時期としてはかなり揃っていて、決して楽な相手ではなかった。
それでも直線で一気に脚を伸ばし、最後は流す余裕もありながら2馬身半差の完勝。
2歳で一番強い馬はこの馬じゃないか？と多くの人が思ったことだろう。
だが、ここからまさか1戦も使わずに本番に向かうなんてことは、予想外だった。
別に怪我があったわけでもない。ただ、使いたくなかっただけなのだ。
常識的に考えて、こんなローテは通用するわけがない。
過去に同様のローテで皐月賞を勝った馬は当然存在しない。
右回り、間隔の空きすぎ、小回り、その他もろもろ不安要素は多いが、東スポ2歳Sでみせた能力は間違いなくG1級。
常識をふっとばす走りをする可能性が、この馬にはあるかもしれない。
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続く2頭目の注目馬は、ドウデュースだ。
昨年の最優秀2歳牡馬で、前走は弥生賞(G2)を2着だった。
無敗で朝日フューチュリティ(G1)を勝っているので、当然1番人気に支持されたが、勝ち馬にはわずかに及ばなかった。
しかし、叩きとしては十分の内容で、勝ち馬より魅力があったのは明らかだ。
きっちりトライアルレースを使ってきて、結果を出したのは価値がある。
皐月賞も当然有力候補で、順調度では一番と言っていいのではないだろうか。
今回の注目馬は、イクイノックスとドウデュースの2頭だ。
この2頭は当然ながら1番人気候補であるが、それでも4倍はつくのではないだろうか。
非常に悩ませるレースであるので、思い切って単勝勝負でもよいかもしれない。
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