【中京記念】ベテラン大型馬が好走する真夏のハンデキャップ競争!

ウイングレイテスト 中央競馬予想

7月23日(日)に中京競馬場芝1600mで行われる中京記念(G3)。
近3年は阪神と小倉を舞台に行われていましたが、今年は2019年以来となる中京マイルでの開催となります。
中京マイルで行われた2013年から19年までのレースを振り返ると、19年にNHKマイルカップからの臨戦組である3歳馬がワンツーフィニッシュを決めたものの、それ以外の年は5歳馬、6歳馬が全て連対しており、4歳馬の連対はありません。
また、ラストの決め手のある馬が馬券圏内に来るレースですが、上がり33秒台の高速上がりは必要ではなく、34秒台〜35秒台で上がり最速の脚を使うタイプが好走する傾向があります。
中京マイルは距離以上にタフなコースであり、ラストに脚を使えるパワータイプの馬を中心に考えたいところです。

本命は◎ウイングレイテスト。
若駒時はデイリー杯で2着、ニュージーランドTで3着など重賞戦線で活躍。
その後は3勝クラスで足踏みが続きましたが、昨年の10月にオープン入りしてからはリステッドや重賞でも存在感を見せています。
前走の米子Sは残り300mで先頭に立ったものの、最後に甘くなり4着。
しかし、勝ち馬のメイショウシンタケにゴール前で寄られる不利もあり、着順以上に強い内容だったと思います。
逃げる競馬もできますし、控えるにしても好位置を自然に取れる先行力も大きな魅力。
500kg近い馬体を持つあたり、このレースの好走傾向とマッチしますし、今回は栗東に滞在して調整しており、緩め残りだった前走以上のコンディションで臨めれば悲願の重賞制覇も見えてきます。

対抗に○ベジャール。
この馬は560kg前後という雄大な体躯を持つパワータイプの馬で、馬格が必要なこのレースの傾向とマッチ。
芝ではワンパンチ足りないところがあり前走は初めてダートを使いましたが、強豪ひしめくダート3勝クラスをあっさり突破しました。
あまりにも速い時計や数字での決着には不安が残りますが、今回のコースは上がりの時計を要する舞台。
左回りのコースに強く距離もマイル前後が適距離、そのうえで上がりを要する舞台に強いという点からはこのレースは非常に適した舞台であると思いますし、人気も手頃。
馬券的な妙味という意味も含めて、二番手評価としました。

▲にルージュスティリア。
新馬戦ではのちの二冠牝馬スターズオンアースに先着。
その後牝馬限定重賞では賞金を積めませんでしたが、休養を挟んだ秋から条件戦を破竹の三連勝でオープン入りし、あらためて素質の高さを示しました。
前走、前々走と重賞では結果を残せませんでしたが、ともに稍重馬場、そして小雨が降る中でのレースと、持ち味の決め手を削がれてしまったことが大きかったと思います。
中京マイルは得意なコースですし、ハンデ53kgも魅力。
良馬場での開催となれば必ず末脚を使ってくれることと思います。

以下、末脚の爆発力が魅力の△ヴァリアメンテ、叩き2戦目で巻き返しが期待できる△セルバーグ、実績最上位の△ダノンスコーピオンまめ押さえたいと思います。

馬券は◎ウイングレイテストを軸に、相手には印を打った5頭に馬連で流したいと思います。

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