混戦模様の牡馬戦線で新星誕生なるか!?スプリングS

セブンマジシャン 中央競馬予想

大川の重賞見解

勝負予想は無料でこちらから

大川慶次郎

3月19日(日)に中山競馬場芝1800mで行われるスプリングS(G2)。
3着馬までに皐月賞への優先出走権が与えられるトライアルレースであり、本番より1F短い距離で争われます。


過去10年、2013年の勝ち馬ロゴタイプ、18年の2着馬エポカドーロがこのレースから本番の皐月賞を制覇。
そのほかステルヴィオやキタサンブラック、リアルスティールら、のちのG1ホースがこのレースからクラシック路線に歩を進めています。


レースの傾向ですが、このレースまでに重賞で連対してきた実績が重要となっており、過去10年のうち、2017年を除いたすべての年で重賞連対経験のある馬が馬券圏内に絡んでいます。
今年のメンバーを見渡すと、重賞で連対経験のある馬はデイリー杯2歳Sの勝ち馬オールパルフェと新潟2歳Sの2着馬グラニットのみ。


重賞で馬券圏内に入った馬まで手を広げてもセブンマジシャンとシーウィザードがいるくらいで、混戦模様のクラシック戦線らしくかなり手薄なメンバー構成。
重賞で実績のある馬を中心視しながらも、別路線組の台頭にも注意が必要となります。

本命は◎セブンマジシャン。
G1ホープフルSで6着、京成杯で3着と重賞実績はメンバー中上位。
京成杯では皐月賞でかなり支持を集めるであろうソールオリエンスに敗れはしたものの、中一週というタイトなローテで3着と一応の格好はつけました。


しかもこの3着ですが、コーナーと直線でそれぞれ不利を受けてスムーズさを欠いてのもの。
不利がなければもう少し僅差だったのではないでしょうか。
今回は距離短縮となりますが、スパッとした脚を見せるタイプではないため、スタート後コーナーまでの距離が短くタイトな流れになりやすい中山の1800mという舞台は前走よりもこの馬向きの舞台ではないかと思います。


皐月賞だけでなくダービーまで見据えると優先出走権の確保だけでなく賞金も加算したいところ。
本番でも楽しみなスケール感の大きい馬だけに、好走を期待しています。

対抗に○ホウオウビスケッツ。
前走のフリージア賞では7番人気ながらもハナに立って上がり2位の末脚で逃げ切り勝ち。
このレースは見た目の勝ちっぷりというより、時計面が非常に優秀でした。
1.59.3という勝ち時計、そして後半の1000mのラップタイムも11秒台が続く息がなかなか入らないというタフな展開の中、ペースを握りながら末脚をキッチリと使えており、かなり濃い内容のレースだったと思います。


今回は逃げる競馬で勝ち上がってきた馬も多く、どの馬が逃げるのかも予想が難しくかなり速い流れで進む可能性もありますが、そういった流れになった場合に先行勢の中で一番可能性があるのはこの馬と見て重い印を打ちます。

▲にオールパルフェ。
この馬は朝日杯の時も個人的には高く評価していたのですが、レースセンスの高さとスピード能力で逃げる競馬をしてきた馬です。
しかし前走の朝日杯では序盤に少し競り合う形となってしまい、結果的にオーバーペースの逃げることになり6着。


朝日杯は2歳馬の大目標ということもありますし、控える競馬を試さずに今まで通りの逃げる競馬をしたというのも理解は出来ます。
とはいえ、今後を見据えると逃げ一辺倒では限界があると思いますし、前述のとおり控えても個人的にはやれると思っている馬。


今回は賞金も十分にあり色々と試すことになるだろうということで多少評価は下げる形となりますが、今後につながる内容を見せながらも結果を残せるだけの実力はあると思い3番手評価とします。

そのほか、前走同コースで勝利している良血馬△パクスオトマニカ、ハイペースの消耗戦を多く経験してきている△メタルスピードの2頭にも注目しています。

馬券は印を打った5頭の3連複BOXで勝負したいと思います。

大川の重賞見解

勝負予想は無料でこちらから

大川慶次郎

コメント

タイトルとURLをコピーしました